ジジネタ

保守派の論客ジジイの徒然日記

ブラックバイトと山口組分裂とSEALDs(シールズ)と

 

ブラックバイトと山口組分裂とSEALDs

 

若者たちの行末がちょっと気がかりな時事爺です。

 

8月末、 安保法制に反対する人達が、国会議事堂の正面でデモを行いました。

主催者発表10万人。警察発表3万人。写真に写っていた群衆は3万人くらいだそうですから、警察発表が正しいのでしょう。

「主催者の発表12万人、警視庁の調べ3万人」の国会周辺デモを面積から試算してみました - Togetterまとめ

分析した方もいましたね。

 

マスコミの報道やネットを見ていると、SEALDs(シールズ)という若者主体の団体が活動しているような記事がありましたが、8月末のデモでは60代の男二人が逮捕されましたよね。

安保法案 国会前での反対集会、機動隊員に暴行…60代の男2人逮捕、容疑を否認 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

昔の全学連の生き残りでしょうか?

 

ホームページをみていると、SEALDs(シールズ)たちは主体的に活動しているかのよに書いてありますが、本当のところは、昔の活動家に良いように使われているんじゃないかと心配になります。

 

SEALDs(シールズ)の面々はきっと読んではくれないだろうけれど、将来ある優秀な若者が、不幸な道を歩まないように、老婆心ながら訴えてみたいと思います。

ブラックバイト

その前に、ブラックバイトについて。

ブラックバイトの定義は、

学生が学生らしい生活を送れなくしてしまうアルバイトのこと

ブラックバイトとは|ブラックバイトユニオン から引用

だそうです。

 

NHKのクローズアップ現代おはよう日本でも取り上げられていますね。

ここで時事爺が気になるのが、

「辞めたくても、やめさせてもらえない」

というところです。

 

「バイトを辞めたい」と言うと、「代わりを見つけて来い!」「シフトに穴を開けて迷惑をかける気か!」とか言われて、やめるにやめられなかったりするそうです。

「やめる」と言ったら、「殺されたいのか」「お前の家族もめちゃくちゃにしてやる」と脅迫された事例もあるそうです。

 

youtu.be

 

また、仕事の責任を負わされたり、アルバイトが出した損失をバイトに負わせたりするそうですね。

アルバイトは責任のない仕事の代名詞ですよね。おかしいです。

 

これらのブラックバイトは違法なことが多いのです。

そして違法なことをやっているところほど、辞めていこうとする人間を引き止めます。

代わりのバイトがなかなか見つからないからです。

山口組分裂

ついでに日本最大の暴力団の動向について。

山口組が、分裂したみたいです。

6代目が名古屋の弘道会の組長で、本拠を名古屋に移すとか移さないとか、山口組の幹部が弘道会の幹部で占められたため、かつての主流派であった山健組や宅見組が面白く無いといってたもとを分かったとか、色々憶測されていますね。

 

さて、暴力団は、組織離脱者には厳しい制裁を加えます。

それは、暴力団が「上納する組織」だからです。

組員は組長に、組長はさらに上の組織に、上の組織は更に上へ・・・

だから、組員(子分)が抜ける、配下の組織が抜けるとなると、抜けないように暴力でねじ伏せます。

 

報道やtwitterによれば、今回の山口組の分裂は、山口組が、山健組等の古参の組織を「絶縁」した形のようです。

組長さんの『山口組分裂』連続ツイート (4ページ目) - Togetterまとめ

山口組が追い出した形ですね。ですが、上に紹介した組長さんのツイートによると、

組長 @6yamaguchigumi 2015-08-29 12:36:44

絶縁者には選択肢が残されていません、勝って官軍になるか、討死か、切腹かです。

だそうです。これからどういうことになるのでしょうか。

週刊誌の見出しに恐ろしい言葉が踊っていますね。

 

組抜けの制裁は恐ろしいということのようです。

 

SEALDs(シールズ)

SEALDs(シールズ)の代表奥田愛基さんが国会で意見陳述してましたね。内容はともかく、若者の熱意は感じました。

 

シールズがどのような組織なのか私には分かりません。

でも、国会議員と一緒になっているところを見ると、旧社会党や共産党系の、いわいる左翼な人達なのでしょうか。

 でも、左翼でないかもしれません。ホームページにはリベラルと書いてありました。

 

さて、心配なのは、ブラックバイトと山口組分裂で説明した、組織からの離脱についてです。

 時事爺は

辞めたいと思った時に、

組織はやめさせてくれるか否か

というところが大切ではないか、と言いたいのです。

 

かつて学生運動や共産主義運動が盛んだった頃、古くは共産党のトップを務めた宮本顕治が仲間をリンチして殺した 日本共産党スパイ査問事件 - Wikipedia や、浅間山荘事件で悪名高い日本赤軍が浅間山荘に来るまでに起こした、 連合赤軍リンチ事件 のように、彼らは仲間同士で殺し合います。少し考え方が違うだけでも、内ゲバ 内ゲバ - Wikipedia のように殺し合いをしました。

 

このような組織では、「辞めたい」という言葉は裏切りであり、リンチの対象です。

 

シールズのホームページを見ても詳しいことは書いてありませんし、ブログとかで中の人が「こんなことやってるよ」って詳しく書いてあるものもありません。

ツイッターにも流れていません。私が知らないだけかもしれませんが・・・

だからシールズどんな組織か分かりませんが、シールズをやめた人が、

  • SEALDs(シールズ)はこんなとこだった
  • SEALDs(シールズ)にはこんな人達がいた
  • SEALDs(シールズ)では見えないところでこんなことやってました

と公開してくれれば安心なのですが、ネット上には見当たりません。

 

中の人が発言できないということは、ものすごく閉鎖的な団体なのでしょうか。辞めたくてもやめさせてもらえないのでしょうか。もしかして、すでに凄惨なリンチが起きていたりして・・・

そんなことはないですよね。

 

例えば

  • SEALDs(シールズ) 辞めた

で検索したら、自由な意見が書かれたブログとかがワラワラと出てくればSEALDs(シールズ)は自由な組織なんだなあと分かるんですけど、どうなんでしょうか。私には見つけられませんでした。

 

そうやって考えると、山口組のほうがSEALDs(シールズ)より自由かもしれませんね。

上で紹介した組長さんは内部文書をツイッターで公開してます。SEALDs(シールズ)で内部文書をUPしたツイートなんて無いですよね。

SEALDs(シールズ)には自由な意志を持った人がいないのかもしれませんね。

 

他人事なのですが、若くて優秀な人々が恐怖と苦痛の中に埋もれていないか心配になるのです。

 まとめ

得体のしれないセミナーでも、宗教でも、入るのは簡単ですけど、やめるのは大変です。それが非合法であればあるほど厳しくなっていきます。

どんな団体、組織でも、簡単にやめられないようなところは入らないほうが良いのです。

 

安全保障関連法案反対のデモ活動を行う学生団体「SEALDs(シールズ)」に入っていたり、入ろうとする人は、このブログを読んでくれないかもしれないけれど、あなたの知り合いにSEALDs(シールズ)に入っていたり、入ろうとする人がいたら、このブログのことを、そっと教えてあげて下さい。